「子どもと一緒に楽しく英会話したい!」
「子どもにも英語を学んでほしいけど、英語教えることができない。。。」
グローバル化が以前よりも格段に進んでいる現代では、子どもが小さなときから英語を習わしている親御さんたちが増えています。あなたもそうではないでしょうか?しかし多くの親御さんたちが持つ悩みが、英語を教えることができない。
今回はそんな悩みを解決できるいい方法を紹介します。それは本です。子どもと本の関係は抜群。今回は子どもに贈りたい英語の本を紹介します。
子どもが本を読むべき理由
おそらく多くの親が子どもには賢くなって欲しいと願っているはずです。だから多くの親は子供たちを塾に通わせたり、いい学校に行かせてあげたり、そして英語を習わせているのです。しかし親として子どもの学習の可能性を高めることができるシンプルな方法が1つあります。それが読書です。
誰もが読書は子どもにとっていいものであると分かっていますが、具体的にはどのようなメリットをもたらすかご存知ですか?まずは読書が言語能力にもたらすメリットをご紹介しましょう。
1歳を超えたあたりの赤ちゃんから幼稚園を卒園するまでの間に、子どもは言語能力を著しく発達させます。その時期にあなたが絵本の読み聞かせを子供に行ってあげると、子どもはその言語の基本的な音を学びます。
さらに読み聞かせを行うことで、あなたと子供の絆が深まるのです。大きくなると子供は外で遊びまわりますよね。なかなか子供と2人きりの時間を取ることは難しくなります。そんな時に行う読書の時間は、親子の絆を深める絶好の機会です。お互いが読書という1つの同じ活動を行うことで、2人の距離がぐっと縮まるのは言うまでもありません。
他にも読書を行うことによって感情表現が豊かになり、結果的にコミュニケーション能力が上がる、論理的に考える力を身につけることができる等のメリットもあります。特に読書は言語学習には欠かせないので、ぜひ今回紹介する本でお子様と読書を楽しんでください。
子供向けの英語本は大人にとっても最高の教材
子供向けの洋書は大人にとっても最高の英語教材です。時にはどの参考書よりも役立つことがあります。まず子供向けの本はシンプルな英語しか使われていません。それでいて、日常会話で使えそうなセリフばかりなので丸暗記するにはピッタリです。
さらに子供に読み聞かせを行うことでスピーキングを上げることができますよね。今は音読しているCD付きの本もあるので、それを購入すれば子供と一緒にリスニング学習もできます。
子供向けの本だからといって侮っては絶対にいけません。本には参考書には載っていない生きた英語、そして魅力的なストーリーがあるのです。1つの本は短いものばかりなので、洋書初挑戦の方も必ず楽しめるはずです。
子どもに贈りたい英語の本5選
ここからは子どもも、大人も楽しめる英語の本を紹介します。はっきり言うと、今は読めないかもしれません。しかしお子様が英語学習を続けると、いつか必ず読むことができるようになるでしょう。今回紹介するのは絵本から小学校低学年向けの本まで様々です。ネットショッピングで購入できるものばかりなので、ぜひプレゼントしてあげてください。
1.Where the wild Things Are
英語圏の子供の多くが読む本の1つがWhere the Wild Things Are。この本に書かれている物語、言葉、リズム、全てが素晴らしいです。作者のMaurice Sendakは児童書の父と呼ばれるほど偉大な作家。1つの文は短くシンプルですが、重みがあります。心を惹く絵なのでお子様は必ず夢中になるでしょう。小さな子供から小学生まで楽しめます。
【あらすじ】
ある日、少年Maxは夕食を食べずにベッドへと向かいます。ベッドでMaxはWild Thingsという大陸での冒険を想像するのです。しかしMaxはWild Thingsで孤独を感じ、家に帰りたくなります。そんなMaxが目を覚ますと、温かな夕食が彼を待っているのでした。
2.The Polar Express
長く冷たい冬を過ごすために必ず必要な1冊がThe Polar Express。これは絵本でありながら実写映画化されている超名作です。読んでいて心が躍るような経験をしたことがない、もしくは長きにわたって経験してないという方は是非読んでみてください。The Polar Expressは子どもの心を明るく照らしてくれる魔法です。
【あらすじ】
ある少年はサンタクロースが来るのを待っていました。そんな少年が手にしたのは、サンタクロースからのクリスマスプレゼントではなく、北極点へと向かう旅。
3.Love You Forever
いつ読んでも、目から涙がこぼれてしまう。そんな感動の1冊がLove You Foreverです。温かみのあるイラストと感動のストーリーが見事に調和した作品です。子供だけではなく、ぜひ親御さんにも読んでいただきたい美しい1冊。幼稚園児から小学校低学年向けの本です。
【あらすじ】
ある男の子とその母親のストーリー。母親は男の子が生まれた日から、毎日「ずっと愛しているよ」という歌詞の歌で男の子を寝かせつけます。そして時が経つと、今度は男の子がお母さんに「ずっと愛しているよ」と言う順番になるのです。感動的な人生の移り変わりを描いた本。
4.The Little House
ハッピーエンディングにたどり着く前に、子供たちは町の成長を見ることになります。小さな家を主人公にしたこの絵本はカルデコット賞に輝いた名作です。テンポのいいストーリーに加えて、輝きを放つかのようなイラストは子どもを惹きこみます。
【あらすじ】
主人公は小さいおうち。小さいおうちの周りには豊かな緑があふれていましたが、都市化がすすめられたため、小さなおうちは一人ぼっちに。そんな小さなおうちを女の人が美しい自然を持つ田舎へと移してあげます。
5.The Other Side
力強いメッセージ性を持つのがThe Other Side。これは小学校低学年向けの本でありながら、心に強く訴えるものがあります。物語も秀逸ですが、絵がそれ以上に力強いです。大人も何か感じ取ることができる名作。
【あらすじ】
黒人と白人の女の子を分ける柵のお話。大人たちは遊んではいけないというが、子供たちにはその理由が理解できない。そして2人は境界線のない柵の上でお話をすることになります。そしてある日、少女は黒人と白人を分ける柵を超えるのです。
子どもと英語学習を行うことはいい刺激になる
子どもたちと英語学習を行うのはいい刺激になります。子供たちの学習スピードは本当に早いです。何でもあっという間に吸収してしまうので、英語学習をさぼっていたら、いつの間にか子供の方が英語をうまく喋るようになっていたなんてことも。
そんなことにならないためにも、英語学習は毎日行いましょう。子供はあなたの英語学習のよき協力者であり、よきライバルとなります。また前述したように子供と絵本を読むのはいいコミュニケーションの時間となります。
仕事や家事、そしてスマートフォンは置いて子供との読書の時間を思う存分楽しんでください。今回紹介した本は全てネットショッピングで購入できます。その他にもいい本はたくさんあるので、あなたとお子様のお気に入りも見つけることができるでしょう。