英語で対処~暮らしのSOS

こんな時にこんなフレーズ
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海外でしばらく生活していれば、暮らしのSOSに直面することもあるでしょう。賃貸住宅であれば大家さんに相談出来ることもあると思いますが、緊急事態であれば、まずは取り急ぎ自分で対処しなければならないケースもあります。日常生活につきものの緊急シーンをピックアップしてみましょう。

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■水回りのトラブル:Plumber(配管工、水道屋さん)を呼ぶ

浴室、トイレ、キッチンなど、水漏れの対処は一刻を争います。集合住宅なら、ヘタをすると階下にまで被害が及んで一大事になりかねません。

・Hi, I’ve got a water leakage. I’d like you to come and fix as soon as possible.
(水漏れです。早急に対応していただきたいのですが。)
・It is a leakage from the sink.
(シンクから水が漏れています。)
・Toilet flash water keeps running. 
(トイレが流れたまま、止まりません。)
・The kitchen pipe is stuck and water flows out.
(キッチンのパイプが詰まって、水が溢れ出て来ます。)

修理業者に「Please tell me your location.」(場所はどちらですか)と聞かれたら、簡潔に説明できるようでなければなりません。住居が落ち着いたら、近隣の目印を確認するなどして人に分かりやすい所在地の説明文句を考えておくのは大事なことです。

・How long do you take to ◯◯?
(◯◯するのにどれくらい時間がかかりますか?)

水道屋さんは手がふさがっていて、すぐには対応出来ないと言われましたか?

・Do you have anyone that you can recommend?
(どなたか他に対応可能な人はいませんか/知りませんか?)
・Can you call me when you are available / ready?
(手が空いたら/用意が出来たら連絡をもらえますか?)

インフラ関連の修理依頼先は、緊急事態が発生してから探すようでは大変です。普段から友人や知人に信頼出来る修理屋さんの連絡先をシェアしてもらうなどして備えておくと安心ですね。

・Do you know any good / reliable ◯◯?
(良い/信頼出来る◯◯を知りませんか?)
・Can you advise me where to go / who to ask?
(どこを訪ねたら/誰に聞いたら良いと思いますか?)
・Have you tried ◯◯?
(◯◯を試したことありますか?)
・How was ◯◯?
(◯◯はどうでしたか?)

■電気関係のトラブル: Electrician(電気修理工)を呼ぶ

電化製品の故障はよくありがちです。保証期間内であれば、該当するところへ連絡してみましょう。保証が切れている場合は購入店やメーカー代理店に相談するか、自分で探した修理業者に依頼しなければなりません。

さて、先日、タンザニアの我が家で洗濯機の扉が開かないという緊急事態が発生しました。緊急事態だなんて大げさに聞こえますか? でも、中に入っているものが明日にも必要なものであれば一大事です。時間が経つにつれて臭いも発生するかもしれませんし、さらにはカビでも生え始めたらと思うと、一刻も早く解決したいものです。

・Hi, my washing machine door is locked and does not open. Please come and help. When could you come?  
(洗濯機の扉がにロックが掛かったまま開きません。対応お願いします。いつ来てもらえますか?)

※上から洗濯物を入れるタイプの洗濯機は「top loading」、前面に扉があるタイプは「front loading」

修理作業を完了し、念のため、直ったかどうかを確かめるため洗濯コースの試運転をしていたところ、運悪く停電に見舞われました。停電は当地に限らず、発展途上国ではよくあることだと思います。
復電は数分後かもしれませんが、数時間後になる可能性もあります。動作確認が完了出来ていないため本日の支払いは半額のみとし、残りは洗濯機の正常復旧を確認してからということで合意し、修理屋さんは帰って行きました。

「作業が終わった」と言われると、つい、十分な確認もせずに支払をしてしまったりすることがあるのですが、修理が不完全だったり、満足な仕上がりでないこともあります。支払は成果物を確認してから、と肝に命じましょう。一旦、支払が完了してしまうと修理業者も早急には対応してくれなかったりします。

・Is the work done? Let me check.
(修理、終わったんですね。確認しますね。)
・What was the cause?
(原因は何だったのですか?)
・Is there any advice to avoid this from happening again?
(また起きないようにするにはどうしたらいいか、アドバイスありますか?)
・What did you do to fix this today?
(今日はどのような処置を行ったのですか?)
・It is unfortunate that this cannot be checked due to the power cut.
(あいにくの停電で確認が出来ませんね。)
・Let me pay half for today and the rest will be sent via mobile phone once I confirm the machine works properly.
(今日のところは半額お支払いし、残りは機械が正常に動作するのを確認次第、携帯電話決済で送金します。)

■部品交換

筆者の住んでいるところでは、一時的に高圧電流が流れたせいで電化製品がダメになってしまうことが珍しくありません。ほんの一瞬前までは使えていたものが突然全く反応しなくなる状況は、なかなかショックなものです。このような場合、何らかの部品交換が必要になるケースが多いです。

さて、電化製品にかかわらず部品交換の際、当地では修理屋さんに部品代だけを先に渡して部品の調達をして来てもらい、その後戻って来て取り付け作業をしてもらうという手順になります。そのようなとき、前払いの部品代は概算で渡すことになりますので、必ずレシートを持ってくるように依頼します。
出来れば、買ってきた部品を取り付け前に見せてもらうことです。新品部品の値段を受け取っておきながら、中古部品、ひどいときには盗難品を使って修理してしまうケースもあるからです。

・Please make sure to bring the receipt for the parts. 
(部品を買ったら必ずレシートをもらって来てください。)

さらに念を入れるなら、交換作業が終わったら、きちんと部品交換をしたということを確認するために、取り外した部品も見せてもらうこともあります。

・Could I see the parts you changed?
(交換した部品を見せていただけますか?)
・The remains could be at your disposal.
(残ったものはご自由に処分していただいて結構です。)

■騒音:Noise Pollution

日本では一般に騒音に敏感ですが、外国では必ずしもそうとは限りません。住宅街でも、夜中もしくは朝方まで騒いだり、大きな音で音楽をかけたりするのも珍しくないことがあります。文化の違いと認めるべき ケースもあるでしょうが、その土地においても常識はずれで周りの迷惑になっている場合もあります。まして、すぐ隣りであれば耐えるにも限界というものがありますよね。

・Sorry, it’s too late now. Can you please try to speak with lower voice / to lower the music?
(すみません、夜ももう遅いので少し話し声を落としてもらえませんか/音量を下げてもらえませんか。)
・Can you please stop making noise?
(ちょっと静かにしてもらえませんか。)

スムーズに聞き入れてもらえれば良いですが・・・。

翌朝、顔を合わせたときにお互いひと言交わすとよいでしょう。
迷惑をかけた本人であれば、

・Sorry for yesterday for disturbing.  
(昨日はお騒がせしてしまって、すみませんでした。)
注意しに行った側であれば、
・Sorry for yesterday. I was a bit upset.
(昨日はすみません、私もイライラしていたもので。)

私の住むところでは、剪定した庭木や刈り取った草を自宅の庭や空き地で燃やす人も珍しくありません。住宅地のど真ん中でもお構い無しなので、もうもうの煙や灰が飛んで来て大変な迷惑です。健康にも好ましくありません。

・Can you stop burning? Ashes are flowing to our compound. You know, smoke is harmful to the health. 
 (燃やすのを止めてもらえませんか。灰がこちらの敷地まで飛んで来るのです。煙は体にも良くないですよね。)

■まとめ

電気系統に水回り。よくありがちなトラブルとはいえ、特に海外生活で見舞われると不安なものです。でも、信頼できる依頼先を知り、きちんとやりとりが出来れば最終的には解決出来るはず。
修理業者を呼んでも、日本のように「任せておけば安心」とは限らずフォローアップが必要だったりしますが、いろいろな仕事の仕方を知ることでこちらも賢くなるというものです。一つ一つ解決した経験を積んでいくことで自信も付いて来ますね。

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